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☆mail☆ ■自己紹介■ 【性別】 男 【経歴】 1978 宮崎県生まれ 1998〜京都市左京区 2004〜 現在、東京都杉並区在住 【職業】 建築設計 建築を中心とした活動をしております。 日によって、内容、文体に差があります。ご理解ください。 ■リンク■ カテゴリ
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『建築ツウに訊け!』
大島 健二著(2006/02) エクスナレッジ 前から気になっていた大島健二さんの本を一気に立ち読み。(買わなくてごめんなんさい) このブログも大島健二さんの影響を受けている(つもり)。 他にも 『建てずに死ねるか!建築家住宅』大島 健二著(2002/12) 『建築ツウ的普請道楽のススメ』渡辺 慎一 (写真), 大島 健二 (写真)(2004/11) を約一時間半かけて、ザッと読む。(ホント、買わなくてごめんなんさい) 『建築ツウへの道』大島 健二著(2004/05) があるが、新宿ジュンク堂にはなく、またの機会に。 流行もんや、新しいもんは好きなのだが、どうも警戒心が強く、ちょっと流行が落ち着いてきてから、こそっと手に取ってみるというところがある。直感ですぐ購入(ジャケ買い)という場合も多いけど。 と言っといて、紛らわしいですが、これらの本は流行の類いではないです。 節目にはこのような本が出現する傾向にある。『10宅論』隈研吾著 (1990/03)もそう。これまた駄洒落を用いているけど、多くの方々に読んでいただきたいという願望かもしれない。 これらの本は、建築業界の裏側というか本音を解りやすく、文章巧みに、えがいている。 おそらく建築設計の職に就いている人、「建築家」を夢見たことのある人ならば、だれもが気付いていた「建築家」をここで、一見サラッと、しかし的確に表現してしまったのではないかと思われる。(15歳から日記を付けているらしいが、その成果だろうか) 博識で、もうなんか見抜かれちゃってて、おもしろくて笑いながら、哀れだ。 京大出身のぽむ企画なるユニットが毒舌執筆、イベント活動をされているが、どうも好きになれなかった。なぜなら、彼女らは建築設計の外の人だから。 しかし、大島健二さんは組織設計事務所(日建設計)出身で、現在専門学校の講師をしながら設計活動をされている。内の人が本音を語るのは、かなりのリスクを負っているのである。多くの建築士は今日、様々な危機管理にビクビクしているというのに・・・。 自分は、所謂「建築家」はプロレスラーだと思っていた。(いる。) どんなレスラーになるかと、必殺技を考案したり(安○忠○のコンクリートパンチ!とか)、タッグを組んだり(全身白タイツSANAAとか)、覆面をかぶってみたり・・・。 悪役レスラーだって「いかにかっこよくなるか」を考えているのだ。 そのプロレスラーの世界に、この本は、「実はプロレスラーって本気で殴ってないんだよ」とか「この技は、受け身の取りやすい技!」とか暴露してしまった。本気のショーなんだって。 じゃあ暴露した後、どうなるの? プライドの高い「建築家」はこれらの本に登場したタイプに分類されたり、説明し尽くされたりする時、その枠から逃れようとする。と思う。 登場した「建築家」に当てはまらないためのいくつかのヒントがあるものの、まだ予言されていない。 これから総合格闘の時代へ? ボクシングもムエタイも空手も柔道も相撲も関係ない・・・とか・・・。
by yoohey06may
| 2006-03-28 00:53
| ◎Books
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